IAMAS温度湿度監視システム


時期

2016年1月〜2月

背景

  • 2016年初頭、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]の生活・作業スペースは、冬季になると異常に乾燥していた。そのためどこかで風邪が発生すると、ほぼ全員に伝染するというような有様であった。
  • 当然加湿器は何台も用意してあったが、部屋が広すぎて特に効果はなかった。

仮説

実際の温度・湿度データを得て、常時モニタリング可能にすることによって、湿度低下を検知して湿度を上昇させる、もしくは乾燥予防のための自衛を行うなど、何らかの対策が可能なのではないか。

アイデア

IAMAS温度湿度監視システム「乾燥地帯IAMASに幸あれ」
http://sanokazuya0306.com/humidity_test/

  • 学内複数箇所に設置
  • 10分に1度、温度・湿度を測定してWiFiで送信
  • クラウドに保存
  • Webサイトからモニタリングできる

使用したメディア

  • 温度湿度センサー
  • WiFiモジュール付き基盤「ESP8266」
  • BaaS「Milkcocoa」
  • Webサイト HTML/Javascript(D3.js)

制作

  • 温度湿度センサーとWiFiモジュール付き基盤「ESP8266」を学内4ヶ所に設置し、各地点における温度・湿度を測定した。
  • そのデータをWiFi経由でWeb上に保存し、Webサイト( http://sanokazuya0306.com/humidity_test/ )から閲覧可能にすることによって、IAMASで乾燥に苦しむ人がモニタリングできるようにした。

データ量産体制 #ESP8266

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ハンドメイド百葉箱。セコムの装置っぽく見える(見えない)

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全然湿度は解決してないけど満足した

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無事に動いております

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結果

[ Make Value ]

  • 「湿度の上昇」という目的に対して、あまり有効な成果は上げられなかったが、以下のようなことは確認できた
    • 広すぎて湿度の上げようがなかった
    • タイミングよく自衛する必要があまりなかった

[ Make Capital ]

  • そもそも解決が難しい問題において、モニタリングはあまり役に立たない場合があり、真に解決できる課題と打ち手を検討し、その上で必要な手段を選択することが必要である、という学びを得た

[ Make Culture ]

  • こういった取り組みをしているよ、という発信を学内で行うことによって、学生や教職員らに対して、学内の乾燥への対策意識を喚起することができた。